従業員に対する取組み
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人材育成に関する戦略
プロロジス・グループの職場環境は、開放的であり、インクルージョン&ダイバーシティが保たれています。プロロジス・グループは、全従業員が自社の発展のため臆せず意見を述べられる環境を整えるよう取り組んでいます。公平な機会を提供するため、人事に関する目標は一貫しており、文化的背景を尊重した人事方針を策定しています。また、実績に基づく評価により報酬を決定しています。
なお、本投資法人は従業員を有していないため、記載内容は本資産運用会社を含むプロロジス・グループの従業員に対して適用されるものです。
プロロジスの3Cs
2019年にプロロジス・グループは「Customer Centricity (カスタマー 第一)」、「Change Through Innovation and Operational Excellence (イノベーションと卓越した事業運営を通じた改革)」、「Culture and Talent (企業カルチャーと人材)」から成る「3Cs」を策定しました。従業員の賞与は3Csへの貢献度に連動しています。

カスタマーと永続的な関係を築きます。傾聴・学びの姿勢を絶やさず、規模を活かしてカスタマーの課題解決に取り組みます。
最良のアイディアはどこからでも湧き出るものとの理解に立ち、革新的なソリューションを発掘し、事業に発展させます。
プロロジスの企業文化はスピードとチャレンジを重視します。迅速性、信頼、敬意のある環境を醸成し、従業員の学びを支援します。
インクルージョン&ダイバーシティに関する方針
プロロジス・グループの3Csのひとつである「企業カルチャーと人材」は、インクルージョン&ダイバーシティに対するコミットメントの上に成り立っています。インクルージョン&ダイバーシティの推進は、革新をもたらし、プロロジスの優位性を高めるものと認識しています。私達は、インクルージョン&ダイバーシティに関する取組みを積極的に進めてきていますが、更なる発展を目指して、具体的な活動計画を伴うインクルージョン&ダイバーシティ戦略を策定しています。
より客観的で体系化された面接と採用プロセスを採用し、多様な候補者を惹きつけるために、人材エージェントに対してもインクルージョン&ダイバーシティへの理解を醸成
リーダーシップの強化と組織コミュニケーションの向上のためコーチングを活用
「アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)」に関するセミナー、DiSC®(組織力を高めるためのコミュニケーションツール)を活用した研修を行い、よりインクルーシブなコミュニケーションをとれるよう支援
ジョブ型人事制度・専門職制度の導入
年次表彰制度を運用し、功績のあった従業員に対し、「プロロジスジャパン・エンプロイー・オブ・ザ・イヤー」などを授与
また、本投資法人の監督役員3名は、男性2名と女性1名の非利害関係者で構成されており、プロロジスのインクルージョン&ダイバーシティに関する方針と整合した運営を行っています。
研修を通じた人材への投資
プロロジス・グループの人材育成部門は5つの分野を重視しながら多岐にわたる研修プログラムを策定しています。
プロフェッショナルとしての基礎となるプレゼンテーション、効果的なコミュニケーション、タイムマネジメントに関するコンピテンシーを習得する機会を提供
次期リーダーの育成を目的に、リーダーシップの強化に資する研修機会を提供
日本においても毎年リーダーシップ研修を実施しており、シニアマネジメント向けの研修では、研修受講者にスコア付きで詳細なフィードバック(アセスメント)を提供しています。
業界知識と不動産管理において必要な知見を蓄積できるよう研修機会を提供
日本においても従業員は業務に関連する資格の取得を奨励されています。以下は推奨資格の例で、資格取得のための研修、受検にかかる費用や資格を維持するための費用を会社が補助しています。
- 宅地建物取引士
- 不動産証券化協会認定マスター
- 不動産鑑定士
- ビル経営管理士
- 一級建築士
- CASBEE建築評価員
- CASBEE不動産評価員
- 日本証券アナリスト協会検定会員
自社に導入しているシステム・ソフトウェアに対する理解が進むよう、トレーニング等を通じ支援
パフォーマンス管理や法令遵守に関する研修の提供
研修は対面及びオンライン双方で行われます。オンライン研修プログラムは600以上のクラスがあり、パートタイム従業員、派遣社員を含めてオンデマンドで受講可能です。
従業員へ向けたその他の取組み
従業員の累積投資制度
プロロジス日本法人及び本資産運用会社の従業員は、コンプライアンス・オフィサーの承認のもと、累積投資制度により、本投資法人の投資口を保有することが可能です。
ワークライフバランスを支える制度
プロロジス日本法人及び本資産運用会社では、法定を超える制度として、子の看護休暇及び介護休暇(要介護状態にある対象家族の介護や世話をするための休暇)を有給休暇として設けています。対象となる家族が1名の場合は、年間5日分(40時間)、2名の場合は年間10日分(80時間)を付与します。なお、両休暇共に1時間単位での取得が可能です。
また、全従業員がボランティア休暇として、年間1日分の有給休暇を取得し、社会貢献活動に従事することが可能です。
人事評価とフィードバックプロセス
プロロジス・グループの従業員は、目標設定、進捗確認、達成度評価のため、期初・期中・期末の年3回のフィードバック面談を行います。評価はESGに関する取組みの状況も考慮されます。公平性と透明性を確保するため、従業員の評価及び昇進は人事委員会によって決定されます。
サステナブル・パスの取組み
プロロジス日本法人では、サステナブル・パス委員会を組成し、電力やコピー用紙の使用量削減などオフィスにおけるESG活動に取り組んでいます。また、発展途上国でのワクチン購入に充てるためのペットボトルのキャップ、再利用のためのコンタクトレンズのケース、南アジア地域住民の生活向上に役立てるための使用済み切手の収集活動も行っています。これらの活動は、環境配慮や社会貢献といった側面だけでなく、ESG課題に対する従業員の意識づけといった目的をもって展開しています。
ESGデータ