CEOメッセージ|ESG|日本プロロジスリート投資法人

Nippon Prologis REIT, Inc.ESG

CEOメッセージ

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Masahiro Sakashita
坂下 雅弘 日本プロロジスリート投資法人 執行役員
プロロジス・リート・マネジメント株式会社 代表取締役社長

平素は、日本プロロジスリート投資法人に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

本投資法人は2013年2月の上場以来、運用期間は早や9年となり、18期目に入りました。 お陰様で運用資産規模は7,500億円に達し、これまで投資主価値を着実に向上させることができました。これもひとえに皆様方のご指導とご支援の賜物であると深く感謝いたしております。

さて、日本プロロジスリート投資法人は、上場時に「物流施設を利用するカスタマー、消費者及び地域社会など様々なステークホルダーとの良好な関係を構築し、中長期的観点から物流施設の堅実な運営を行い、これを通じて投資主価値の最大化を実現すること」をコミットメントとして掲げ、実践してまいりました。

このコミットメントは、まさに近年注目されているESG経営、すなわち環境への取組み(Environmental)、社会貢献と企業としての責任(Social)、企業倫理とガバナンス(Governance)の「ESG」を3本の柱とした、持続可能な企業活動を行うことを通じて、結果として中長期的に株主・投資主価値を最大化していくという経営を目指すことに他ならないものであったと私は考えております。

本投資法人のスポンサーであるプロロジス・グループは、日本において「ESG」という言葉が一般化する遥か以前から、周辺環境にやさしく、地域コミュニティに貢献できる先進的物流施設の開発・運営を行っており、近年は最新鋭の科学技術の導入により先進的物流施設の環境性能を更に高めるべく努力しています。また、プロロジス・グループは、カスタマー、投資家、取引企業、地域住民、従業員などあらゆるステークホルダーの皆様にとって、価値ある存在であり続けたいと念願しており、そのために様々な社会貢献活動や企業としての責任に取り組んでいます。加えて、プロロジス・グループは、極めて高い企業倫理の下に、ステークホルダーの皆様にご評価いただくに足る公正な組織運営とその高い透明性の維持に努めています。

その結果として、本投資法人は、世界的な第三者機関からも高い評価を受け続けています。「GRESBリアルエステイト評価」においては、全ての項目で高い評価を受けており、最高位の「5スター」の評価を取得し続けています。また、「Dow Jones Sustainability World Index」においては、2020年にJ-REITとして初めて構成銘柄に選定されました。更に、「CDP」(旧称:Carbon Disclosure Project)から、気候変動リスクの低減及び低炭素経済に貢献した企業として評価されており、2020年に最高評価である「Aリスト企業」にJ-REITとして初めて選出されました。

今後も、本投資法人及びプロロジス・グループのESGへの取組みの努力は、高い理想の下に継続していきます。私は、このウェブサイトをご覧いただいている皆様に、我々のESGへの強いコミットメントをご理解いただけることを心より願っております。

2021年9月吉日