収益の安定性
本投資法人は、アセットクラスとしての物流施設を他の用途の不動産と比較した場合、以下の理由等により収益の安定性とリスクの分散に優れていると考えています。
- テナントとの長期契約の締結が可能なため、稼働率が安定する傾向があります。
- 施設のメンテナンスコストや、テナント退去後に新たなテナントを入居させるために必要な設備投資コストを低く抑えられます。
更に、物流施設の中でもとりわけAクラス物流施設については、構造的な供給不足、産業構造の変革によるテナントからのニーズの高まり及びそれらを背景としたリーシング活動による賃料増額の可能性の存在等の要因により、収益の安定性がより高まっていると考えられます。
また、本投資法人は、マルチテナント型物流施設とビルド・トゥ・スーツ型物流施設の両タイプの物件を取得し、両タイプの物流施設をバランスよく組み合わせたポートフォリオを構築することにより分散効果を追求します。すなわち、テナントと業種の分散及びシングルテナントとの長期の契約を通じての賃貸借期間の分散が図られ、収益の安定性とリスクの分散を図るための基盤を確保することができると、本投資法人は考えています。
賃貸借契約の状況
2020年2月5日現在
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- 総テナント社数
- 154社
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- 上位20テナント比率
- 48.9%
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- 定期借家契約比率(注2)
- 100.0%
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- 平均賃貸借契約残存期間(注3)
- 4.5年
- 第15期新規取得資産(プロロジスパーク千葉1、MFLPプロロジスパーク川越及びプロロジスパークつくば1-B)取得後の合計49物件において、2019年11月末日時点で賃貸借契約が開始または賃貸借契約を締結しているテナントに対する賃貸面積に基づいて記載しています。
- 一時使用目的の契約等借地借家法の適用のないものは除きます。
- 2019年11月末日から、対象賃貸借契約に規定された契約満了日までの期間(ただし、新規取得資産については2019年11月末日時点において契約が締結済みである場合において当該契約の賃貸借期間が2019年11月末日時点で開始していない場合には、当該契約に規定された契約開始日から、契約満了日までの期間)を、賃料で加重平均して算出しています。